≪全曲解説≫ M-7「シアワセのくつおと」

作詞・作曲:NOKKO


ブルージーかつダイナミックなギターサウンドを軸にしたロックチューン。日常の幸せを描き出すパワフルなボーカルからは、ロックシンガーとしてのNOKKOの魅力が真っ直ぐに伝わってくる。


NOKKO ー「『恋に堕ちたら』をREBECCAで作ったのがあまりにも楽しかったので、是ちゃん(是永巧一)にギターをお願いしました。ノリさん(高橋教之)のベースが私の歌を支えて、屋敷豪太さんの訛ったリズムで歌うのも楽しくて。みんなNOKKOのDNAですね。特に是ちゃんのギターはすごかった! ピアノで曲を書いたときは、もっと鄙びた雰囲気をイメージしていたんですが、是ちゃんがマシンガンみたいなギターを弾きはじめたので「どうぞやってください!」という感じになって(笑)。ブルースをベースにしたカッコいいロックナンバーになりましたね。

10代の頃はロックがあまり好きじゃなかったんです。「うるさいな。これはマトモじゃない」って。でも、小さい頃からやっていたバレエの穴を埋めてくれたのがロックバンドだったんですよね。ピンクフロイド、ケイト・ブッシュなどが好きだったんですが、ちょっと狂気を感じるというか。バレエもロックも、私にとっては日常のなかの狂気だったんです。大人になるとやってはいけないことが増えるので、危ないものに対する感度は高くなっているかもしれないですね(笑)」

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