≪全曲解説≫ M-8「恋に堕ちたら」

作詞:NOKKO

作曲:REBECCA


REBECCAの17年ぶりの新曲としてリリースされたシングル。キャッチ―なメロディ、きらびやかなシンセサウンド、恋の美しさと危うさをテーマにした歌詞を含め、“これぞREBECCA!”と快哉を叫びたくなるポップ・ロック・チューンだ。


NOKKO ー「最近は脳科学で恋のメカニズムが解析されていて、そういう話を聞くたびに“やっぱりそうなのか!”という気持ちになるんですよね。昨日まで冷静だった人を『たとえ世界中を敵に回したても、この想いは変えられない』という状態に陥れてしまうのだから、恋はやっぱりすごいなって。だからこそ恋は歌になりやすいし、私もいっぱい書いて歌いました。『恋に堕ちたら』を制作していたときも、恋におちてどうにかなってしまいそうな人の背中を押したいと思ってたんですよ。『甘い 甘い 夢を 溶かして欲しいの/サヨナラが 少しだけ にがくないように』という冒頭の歌詞も、かなりヤバイじゃないですか(笑)。こういう狂気にも似た恋の歌には、REBECCAのサウンドがよく似合うんですよね。

 実は私自身、80年代のREBECCAの映像は再結成の横浜アリーナ公演(2015年8月)まで一度も見たことがなかったんですが、離れていた時間があったからこそ、いまはすべてが愛おしく感じられて。「すべてが自分だったんだな」と思えるようになったんですよね。「恋に堕ちたら」はメンバーと一緒に作り上げたのですが、「これぞREBECCA」と感じてもらえるような曲にしたいと思っていました」

0コメント

  • 1000 / 1000