≪全曲解説≫ M-3「TRUE WOMAN」

作詞・作曲:NOKKO


1970年代のリズム・アンド・ブルース、ソウルミュージックを現代に蘇らせるサウンドメイクとNOKKOのエモーショナルなボーカルが融合。“Let’s go to be a TRUE WOMAN”というメッセージを高らかに響かせるタイトルチューンだ。


NOKKO ー「キャロル・キングが書いてアレサ・フランクリンが歌った『(You Make Me Feel Like)A Natural Woman』、チャカ・カーンが歌った『I’m every Woman』のような女性賛歌をこのタイミングで歌いたかったんです。リズム・アンド・ブルースは私の根本にある音楽のひとつ。特にアレサ・フランクリン、チャカ・カーン、ロバータ・フラックなどはすごく好きですね。彼女たちのような太い声は出せないんだけど、ずっと憧れています。冒頭の歌詞(“キッチンに鏡置いて 微笑みの練習しているのよ”)は私が実際にやっていたことなんですよ。子供が小さかった頃、あまりにも自分のことが後回しになって、せめて鏡を見たいなと思って。考えてみると私は、ずっと女性をテーマにした歌を書き続けているんですよね。恋愛から通勤電車まで題材はいろいろありますが、いつも女性のことを意識していたんだなって。やっぱり、女の人がハッピーなほうがいいですからね。『TRUE WOMAN』は、私と同世代の女性はもちろん、娘がこれから辿るはずの時間に向けて歌っているところもあります」

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